注目される栄養士の資格を活かして働こう

栄養士として地域社会へ貢献

食育というテーマで見ると、さらに栄養士の活躍の場は大きく広がります。特に目立つのは、地域密着の食に関する活動とのつながりです。

食品の安全を疑わせるような問題を多く耳にして以来、私は安心食材を求めて、近所の野菜生産者グループが定期的に開く市場を利用しています。当初は、生産者持ち寄りの野菜が並ぶだけでしたが、次第に素材を利用したお惣菜などが増え、今では市場名物のメニューまで誕生しています。

気がつくと、こうした小さな市場が周りに急に増えていました。‘道の駅’と呼ばれる場所でも、地域活性の拠点として、いろんな形で地場食品のアピールをしています。そうした所で、ユニークな名物メニューを企画しているのが、専門知識をもった栄養士さんたちだということを知って、ますます利用の機会が増えました。

単に‘美味しい’とか‘珍しい’だけではない、個性的な地場食材を栄養面から研究し、食材の力を活かしたメニューを企画する、クリエイティブな仕事。そして、地域活性の一役を担うという面で、身近な社会貢献ができる仕事。素敵だと思いませんか?